痩せにくい40代になってからのダイエット成功例
40代になると、加齢による体内酵素の減少、女性ホルモンの分泌低下によって太りやすくなります。
そのため、運動をしたり、食事制限をしても中々結果を出すことができません。
太ってしまうと外出したくない、人に会いたくないと家に籠りがちになります。家の中にばかり居ると、余計に運動不足になり痩せないので精神的にもよくありません。
40代のダイエット方法についてご案内しますので、参考になさって下さい。
●食べ方を変える
食べる順番を変えるだけでも効果を実感することができます。
野菜→たんぱく質→糖質の順番で食べる際は、1口30回を目安にして時間をかけて食べるのがコツです。
しっかり噛むことで、満腹中枢が刺激され満足感が得られやすくなります。
・生野菜
生野菜には、酵素がたくさん含まれています。減少した体内酵素を補い、代謝アップを図ることができます。
食物繊維も摂ることができるので、腸内環境を整えて便秘を改善することができます。
・たんぱく質
人間の体を作る上で欠かすことのできない栄養です。
だからといって、脂身の多い鶏もも肉などを食べるのは逆効果となります。脂身の少ない鶏むね肉や、DHA・EPAが豊富に含まれている青魚を食べるようにしましょう。
・糖質
糖質は、脳の栄養だけでなく、ヘモグロビンの栄養としても重要な栄養です。
糖質を先に食べると、血糖値が上昇し脂肪が蓄積されやすくなります。
糖質を食べる場合は、玄米やそばなどGI値の低い食べ物を食べるようにすると血糖値の上昇を緩やかにすることができます。
●間食
甘いものが食べたくなるのは、たんぱく質が不足しているせいです。小腹が空いたら、ナッツ類を1日1掴み程度食べてみて下さい。
ナッツ類には良質なオイルが豊富に含まれているため、悪玉コレステロール値を下げてくれる効果があります。
他には、食物繊維が豊富に含まれている寒天でゼリーを作ったり、果物、ヨーグルトなどもおすすめです。
●筋トレ
痩せるために有酸素運動をしている人がいますが、有酸素運動だけ行っていると燃費のよい体質になり運動を止めた後に痩せにくくなると言われています。
筋肉を適度に付けることで、代謝が良くなるだけでなく引き締まったボディラインにしていくことができます。
また、運動をすることでぐっすり眠れるようになり、成長ホルモンの分泌がしっかり行われ、自律神経も整うようになります。
筋トレといっても、自宅でくスクワットやプランクを行う程度でも十分に効果がでます。
落としにくい皮下脂肪は、筋トレを行った後に有酸素運動をすることで落ちやすくなりますよ。
●ホルモンバランス
体温を維持してくれるプロゲステロンが減少すると、体温が低くなり手足が冷えてしまいます。
体温が35度台になってしまうと、血流の悪化、むくみ、便秘、不眠など様々な体調不良が起こります。
プロゲステロンは、血糖値を正常にする働きにも関わっているホルモンなので、減少すると太りやすくなるのです。
栄養を摂取しても体全体に行き渡りにくくなり、薄毛の原因にもなります。
かといってプロゲステロンの分泌量が多くなるとイライラしたり、水分が溜め込まれむくみやすくなります。
肌の調子を整えたり、骨粗鬆症を予防する効果のあるエストロゲンとのバラスンが取れていないと体調を整えることはできません。
ホルモンバランスを取るのに必要なサプリメントを摂取すると、体調がよくなって痩せやすくなります。
●まとめ
40代の女性がダイエットを行う場合、無理な食事制限は禁物です。
体内酵素を補うために生野菜や生魚をしっかり食べること、体を作るたんぱく質を食べること、筋トレをしっかり行うこと、ホルモンバランスを整えることがダイエットの鍵となります。